ぱんちゃんのおうち~中高生観察日記~

高2息子、中2娘と暮らす日々

ドラマ『コウノドリ』を観て、娘の出産を思い出し初心にかえる

今日も朝から娘とちょっとした言い合いになり「うっさい、死ね」などの言葉を浴びましたが、最近はスルーする技術が身に付いてきたようです(*´▽`*)

他にも「うざい、死ね」「きもい、死ね」などのバリエーションもあり。

 

以前は傷つき真っ向から説教したことも数え切れないほどありましたが、今は余計な労力を使うのはやめました。

こういうことを言うのは、おそらく私に向けてだけだと思うので、いつかこの反抗期を抜けるころには言わなくなると期待しています。

 

 

最近、dTVでドラマや映画をよく観ます。スマホだけでなく、パソコンでも観られるので、なかなか快適です。

 

以前友達が『コウノドリ』というドラマをテレビで観て、なかなか良かったと言っていたのを思い出し、観てみることにしました。

 

第一話から、話題の清水富美加が出産する役で出てくるわ、産婦人科医の綾野剛が銀髪ロン毛でピアニストになるわ、突っ込みどころ満載でしたが、最終話ま観終わりました。

 

設備の整った周産期母子医療センターが舞台なので、出産における色々なトラブル、貧困や不妊治療、中学生の妊娠、障害をもった赤ちゃんなど、かなり重めの内容でしたが、病院の先生たちの優しさ、明るさ、一生懸命さに救われるドラマでした。

 

普通に結婚をして、普通に妊娠して、普通に出産出来ることがどれだけ恵まれているかということを考えさせられました。

 

ここから先は、出産前の人で怖がりな人は、読まないほうがいいかも。このページをそっと閉じてくださいませ。

 

 

 

このドラマの中で、帝王切開の後、子宮の収縮が弱く出血が止まらず対処してもダメで、輸血をどんどんするも追いつけずに、母親の命を守るために子宮を摘出するという場面がありました。

 

私が娘を出産した時も、ここまでおおごとではないですが、少し似た体験をしました。

 

娘を妊娠中、中期から後期までずっと逆子でした。

私の通っていた病院の先生は、逆子を治すのがとても上手らしく、他の病院から逆子を治すためだけに来る人もいたように思います。

そんな先生でも、私の逆子を治す事は出来ないまま、臨月に突入。

一人目の出産が難産で、出血がとても多かったという経緯があり、危険回避のため帝王切開で出産することになりました。

 

私の場合、産まれるまではお腹だけの局所麻酔で、その後に全身麻酔に切り替えるとの事でした。

手術の痛みは全く無いんだけど、触られている感覚はあって、なんとも変な感じがしつつ、お腹の中をゴニョゴニョされた後、赤ちゃんが無事に産まれてきました。

 

赤ちゃんとの感動の対面が終わった後、先生はお腹の処置をしながら、つぶやきます。「子宮の収縮が弱いね」って。何やら点滴の指示をしたりして、先生がちょっと焦っているようにも感じます。そして、私の子宮らしき部分をモミモミしだしました。内臓が引っ張られているような感覚になり、とても不快感がありましたが我慢するしかありません。顔の前にはシートがかけられていて、向こうで何が起こっているのか全く見えないけれど、私のお腹の上に子宮を引っ張り出してモミモミしているのではと思いながらもなんとか耐えていました。

 

その時、全身麻酔にしますねと言われて、笑気ガスを口にあてられました。

 私が想像していた笑気ガスって、口に当てるとすぐに目を閉じて意識がなくなって眠りにつくようなイメージでした。

実際の私は、しばらくすると頭がクラクラして、ぼーっとしてきたと思うと、暗闇に引っ張り込まれるような怖さを感じて、だんだん視野が狭くなっていきました。

確認していないので本当のところはどうだかわかりませんが、助けを求めるように手を前に伸ばして、う~~っと唸っていたような気がします。その後すぐに完全に記憶が無くなりました。

目覚めたときには、すべて終わった後でした。

 

これって、モミモミとかする前に全身麻酔にするべきじゃないのとか今になって思いますが、この時は無事に産まれた安堵感でそんな事も思わなかったですが。

結構出血が多かったらしく貧血になって、毎日極太の鉄剤の注射を打っていました。

 

このドラマを観て、私は輸血をすることは無かったので、そこまでひどくはなかったですが、子宮の収縮が弱く出血がひどい場合には子宮を摘出したり、命を落とすこともあると知り、無事で良かったと思いました。

 

私の子供として産まれてきてくれて、今まで病気やケガはたくさん経験してきましたが、こうして今元気でいられることに感謝しないといけないな。

思っていたより激しい娘の反抗期も、もしかしてもっとひどくなるかもしれなくても、母親として家だけは落ち着ける場所にしてあげたいなと反省するばかりです。

 

ドラマを観終わった後、娘の顔を見るととても愛おしく感じて思わずニヤケてしまいました。そんな私を見て娘は「マジできもい」とつぶやくのでした。